安全靴の選び方で迷ったらココ!「先芯って何?」「サイズが合わない場合は?」
「素材はどんなものを選べばいいの?」「疲れにくいメーカーって?」
そんなあなたの疑問に安全靴専門店で100種類以上の安全靴を見てきた店長がお答えします!ページに載っていないことでもわからないことがあればぜひメール、お電話ください!
まず、安全靴とはつま先部分に芯(ドーム型を半分に切ったような形になっています。)の入った靴を指します。 |
アッパー(甲被) 表面の事です。 アッパーがナイロン、と商品ページやカタログに記載があった場合、表面の生地がナイロン製ということになります。 ソール 底材のことです。 製法によって強度やはがれやすさが変わってきます。 インソール 中敷きのことです。 ちなみに右の写真のような足に合わせてアーチのあるインソールはカップインソールと呼ばれます。 ベロ(タン) 甲の中央部分の内側にある泥除けのことです。 砂塵などが中に侵入するのを防ぎます。 シュータンと呼ぶこともあります。 ミッドソール アッパーとアウトソールの間の部分のことを言います。 こことアウトソールの素材を変えることがあります。 もちろん同じ素材のこともあります。 アウトソール ソールの一番外側の地面に直接あたる部分のことを言います。 トゥーキャップ(トゥーガード) つま先部分がめくれたりしないように補強している補強部分のことを指します。 |
安全靴を選ぶにはいくつかの条件があります。 ファッション性に富んだものが多く発売されていますが、基本は足を守るもの。 怪我なく安全に作業するために正しく使用しましょう。 選び方の基本ポイントをお伝えします。 |
ご自分の業務に最も適した用途の安全靴を選びましょう。
アッパーの素材で選ぶ | ||
素材 | 適した職種 | 特長 |
本革 | 溶接などの熱現場・建築・摩耗しやすい現場 | 熱と摩耗性に強く耐久性が高い。 水には弱い。 |
合成皮革 | 工場・製造・運送業・倉庫 | 熱には弱いが水に強い。 長期間の使用は劣化するがその分安価で色味が豊富。 |
ナイロン | 工場・製造・運送業・倉庫・軽作業・林業 | 軽量で通気性が良い。 メッシュや布地として採用されることが多い。引き裂きに弱い。 |
綿 | とび職・高所・林業 | 火に強く、熱にも水にも強い。 引き裂きにも強いが洗うと縮みやすい。 |
ソールの素材で選ぶ | ||
素材 | 適した職種 | 特長 |
天然ゴム | 熱を使わない作業・油を使わない作業・一般 | 弾性と耐摩耗性、耐寒性に富み、タイヤや輪ゴム、ホースに使われる。 しかし熱と油に弱い。 |
合成ゴム | 全般 | 合成ゴムの中でもさらにたくさんの種類がある。 耐熱性や耐油性に富み、色もさまざま。 |
EVA | 水を使う作業・運送業・倉庫・工場・製造 | 非常に軽量。水を吸わないのでサンダルやマットによく使われる。 熱に弱く、真夏の車内に放置したりすると縮む。 |
形で選ぶ | ||
形状 | 適した職種 | 特長 |
短靴 | 全般 | 着脱が容易。一般的に多くの現場で使用されるタイプ。 |
中編上 | 溶接作業・全般 | 砂塵や水などが短靴より入りにくい |
長編上 | 土木建築業・高所・屋根上作業・舗装 | 砂塵や水などが中編上げよりもさらに入りにくい。くるぶしやすねを守る。 ズボンの裾をしっかり収納出来る。 |
半長靴 | 土木建築業・溶接 | 紐がないので着脱が容易。くるぶしやすねを守る。 |
スニーカータイプ | 内装業・製造業・運送業 | 短靴と同じようなメリットがあり、見た目にもおしゃれ。 |
安全靴の場合はそれ以上に怪我や思わぬ事故の元になりますので、サイズの合ったものを選ぶことがとても大事になってきます。
メーカーごとにサイズ感は異なる 「普段26.0cmを履いているから、安全靴も26.0cmを買おうっと」 そう思って買うと微妙に大きかったり小さかったりします。 特に海外メーカーの安全靴は大きめであることが多いです。 ワークストリートではなるべくスタッフが試しに履いて、サイズ感を正確にお伝えするように心がけていますが 数が多すぎるので取り扱っている全ての安全靴の試し履きは出来ていないのが現状です。 他のお客様のレビューも参考にして頂き、それでもご不安な場合はお気軽にお電話ください。 すぐにお調べさせて頂きます! ウィズ(ワイズ)を把握する 靴の幅のことをウィズ(ワイズ)といいます。 安全靴ももちろん同じ呼び方です。 これには規格があり、足の長さ(足長)と足の周囲の長さ(足囲)によって決まります。 よく「足の幅が広いから俺は4Eじゃないと履けない」なんて方もいらっしゃるのですが、 ウィズの規格は正確には足幅だけではなく足囲と足長も関係しているので、それだけで決めてしまうと履き心地が変わってきてしまいます。 下記にJISで定められた規格表を準備しましたので良ければ参考にしてみてください。 (あくまで参考です。靴によっては下記通りではない場合もあります。) |
また、多少サイズが大きい場合はインソールや紐やマジックテープをきつくすることで対応できる場合もあります。
安全靴に関しては普通の靴と違い、大きさよりも「先芯がつま先に当たらないか」どうかが大事になってきます。
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